国内外6大フェス別ファッションコーデをお届け トレンドは“フリンジ”

今や世界的なトレンドにもなっている音楽フェス。日本を代表する都市型音楽フェス「サマーソニック(SUMMER SONIC)」は、2003年からポール・スミス(PAUL SMITH)とコラボし、世界最大級の音楽フェスティバル「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(Coachella Valley Music and Arts Festival)」は「H&M」とのコラボコレクションを発表するなど、いつの時代でも切り離すことのできないファッションと音楽のこの関係性には、ファッション業界も大注目している。そこで弊紙記者が、国内外の6大フェス別ファッションを大調査、皆様にお届けします!

今年で20週年を迎え、日本のフェスブームの火付け役とも言えるパロディ「フジロックフェスティバル(FUJIROCK FESTIVAL、以下フジロック)」は、例年通り新潟県湯沢町の苗場スキー場で7月22〜24日に開催された。来場者のファッションは、「フジロック」のルーツでもある米国の伝説的コンサート「ウッドストック・フェスティバル(Woodstock Music and Art Festival)」や英国の大規模野外音楽フェス「グラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival)」など、ロック・フェスの源流を引くスタイルが多い。普段とは一味違った、ヒッピーやボヘミアン、柄物、フリンジアイテムを取り入れた装いも、ここでは受け入れられやすい傾向だ。

また、天気の変わりやすい山中での開催ということもあり、万が一の悪天候に備えた撥水性の優れたアウトドアアイテムを取り入れたスタイルもこのフェスならでは。中でも「ハンター(HUNTER)」や「日本野鳥の会」のレインブーツは、足元が悪くなる会場での定番アイテム。来年から「フジロック」の参加を検討している人がいれば、まずはお洒落よりも機能性を重視したアウトドアスタイルをお勧めする。

8月20、21日の開催が決定している「サマーソニック」は、日本最大級の都市型フェス。都心からアクセスの良い幕張メッセが会場ということもあり、来場者のファッションは先のフジロックとはガラッと変わった街中で楽しむコーディネートに近く、男女共にボトムスはショート丈で、足元はスニーカーやブーツといった軽装が主流だ。また、昨年はヘッドライナーのアリアナ・グランデ(Ariana Grande)に影響されたツインテール女子が多数来場。今年はヘッドライナーのレディオヘッド(Radiohead)でボーカルを務めるトム・ヨーク(Thom Yorke)が度々着用する「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」を取り入れた来場者を見られるかも。

今年で3回目の開催となる都市型ダンスミュージック・フェス「ウルトラ ジャパン(URTLA JAPAN)」は9月17〜19日の3日間、東京・台場のお台場ウルトラ ジャパン特設会場で開催。ダンスミュージックのフェスということもあり露出度高めのアイテムに加え、サングラスやスニーカーのエレクトロウエア、ド派手なヘアメークを施した来場者が多く見受けられる他、双子コーデやチームコーデが非常に多いのも同フェスの特徴だ。

昨年は、出演者のアイコニックアイテムを真似した来場者を多数目撃することができたが、今年はデッドマウス(deadmau5)のネズミ形の被り物を真似するツワモノは現れるか見ものだ。

9月3日に開催されるオランダ発エレクトリックダンス・ミュージック・フェス「センセーション(SENSATION)」は、通常のライブやDJに加えて演目仕立ての構成をショーに取り入れ、ドレスコードもある珍しいオールナイトのフェスだ。ドレスコードの“白”に加え、ステージセットから照明演出まですべてが“白”ということで、世界一美しいフェスと称される同フェス。全員がオールホワイトの白コーデということもあり、昨年同様ファーなどの素材や透け感のあるアイテム、小物で他と差をつけるのが上級者。今年は、ジャージやスエットパーカなどのニュースタンダードを取り入れたコーデも登場しそう。